パデルとは
3⼤陸24ヵ国に拡がり、世界中でブームが起こりつつあるスポーツ
パデルは3⼤陸24ヵ国にパデル連盟が存在します。
世界中でブームが起こりつつあるラケット競技です。
ヨーロッパ(スペイン、フランス、イタリア、ポルトガル、イギリス、ドイツなど)、アメリカ(アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、アメリカ、カナダなど)、オセアニア(オーストラリアなど)などで楽しまれており、また、1991年からパデル国際連盟を設⽴されました。
特に、スペインをはじめアルゼンチンでは、急激に競技者⼈⼝とコート数を増やしています。スペイン国内のパデル⼈⼝は、2004年の76万⼈から2010年までに199万⼈を記録し、2018年には300万⼈を超すと予測されています。この間、それまで⻑くメジャースポーツとして⽀持され続けたスペインのテニス⼈⼝は、2000年から2010年にかけ半分へと減少しました(スペインの⼈⼝は約4600万⼈)。
現在、ヨーロッパやアメリカなどの各国でも同様にパデルブームが起きようとしています。
パデルとは
パデルは、テニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技です。
2⼈対2⼈のダブルスのみでプレイし、コートのサイズは⻑⽅形の20×10メートルで、テニスコートの半分くらいです。
ポイントの数え⽅はテニスと同じで、周囲は強化ガラスと⾦網により仕切られ、プレイ中はそれらを活⽤します。
パデルラケットはテニスラケットと⽐べ、サイズが⼩さくまた素材も違います。テニスボールと⽐べ、⾊や形は似ていますが、パデルボールはテニスボールより空気圧が低く反発⼒が⼩さくなります。
パデルのルール
パデルは2⼈対2⼈のダブルスのみでプレイ
ポイン⼘の数え⽅や試合進⾏はテニスと同じ
1バウンドまたはノーバウンドで返球可能
強化ガラスや⾦網にリバウンドしたボールも返球可能
1試合3セットの2セット先取
<サーブ>
パデルではテニスと同様、ペアの1⼈がサーブを打つことでゲームが始まり、2回までサーブができます。
1)サーブの仕⽅は以下の通りです。
- A)サーバーはサービスラインの後⽅から、ボールを⼀度バウンドさせてからアンダーハンドで対⾓側のサービスコートに⼊れます。
- B)サーブの際、サーバーの⾜がサービスラインやセンターのサービスラインの仮想延⻑線を踏まないようにします。
- C)サーブの時、プレーヤーの⽚⽅の⾜が地⾯についていなければなりません。
- D)インパクトの時、打点の⾼さが腰の⾼さ以上になると、フォルトになります。
2)サーブがネットを越え、相⼿のサービスボックスでワンバウンドした後、レシーバーは打ち返すことができます。
<サーブフォルト(サーブ失敗)>
1)相⼿のサービスボックスにサーブが⼊らなかった場合。
2)相⼿のサービスボックスにサーブが⼊るが、1バウンドしたボールがフェンス(⾦網)に当たった場合。
<サービスレット(サーブのやり直し)>
サーブの際、ボールがネットにタッチした場合
1)ボールがネットやポストに当たった後に、相⼿コートのサービスボックスに⼊り、2バウンドしたあとにボールがフェンスに当たってもサービスはレットとなり、再度サーブをやり直すことができます。
2)ボールがネットに触れた後、相⼿のサービスボックスにネットインしない場合、サーブはフォルトになります。 テニスと同様、ファーストサーブとセカンドサーブがあり、1回⽬のサーブでレットであれば、もう⼀度ファーストサーブから打つことができます。
<失点するシチュエーション>
1)打ったボールがネットにかかり、相⼿コートに⼊らない場合
2)ボールを打ち返す際、1バウンド以上した場合(ただしノーバウンドは可)
3)打ったボールが相⼿コートのガラスもしくは⾦網にノーバウンドで当たった場合
<パデルの特殊ルール>
1)コートに⼊ったボールが1バウンドし、ガラスまたは⾦網にリバウンドした際、ボールが空中に浮いてる間は相⼿コートに打ち返すことが可能
2)壁を利⽤し、相⼿コートに打ち返すことが可能